2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

古川日出男『二〇〇二年のスロウ・ボート』

二〇〇二年のスロウ・ボート (文春文庫 (ふ25-1))作者: 古川日出男出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/01/11メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (110件) を見る 副題に「中国行きのスロウ・ボート RMX」とあり、著者自身の解説…

フレッド・ヴァルガス『青チョークの男』

青チョークの男 (創元推理文庫)作者: フレッドヴァルガス,Fred Vargas,田中千春出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2006/03/24メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (34件) を見る 警察署長アダムスベルグのシリーズらしい。その第一…

大江健三郎『人生の親戚』

人生の親戚 (新潮文庫)作者: 大江健三郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1994/07/28メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 4回この商品を含むブログ (11件) を見る 悲しみにあふれているんだけれども、大江らしくユーモアもあるし、とにかく生きることに励まし…

大江健三郎『「雨の木」を聴く女たち』

「雨の木(レイン・ツリー)」を聴く女たち (新潮文庫)作者: 大江健三郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1986/02/27メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (17件) を見る 短編集。「雨の木」というメタファーが中心をなしてはいるけれども、高安カ…

マッキンゼー・アンド・カンパニー『企業価値評価』

企業価値評価 第4版 【上】作者: マッキンゼー・アンド・カンパニー,ティム・コラー,マーク・フーカート,デイビッド・ウェッセルズ,本田桂子,天野洋世,井上雅史,近藤将士,戸塚隆将出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2006/03/10メディア: 単行本購入: 8…

梅田望夫『ウェブ進化論』

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/02/07メディア: 新書購入: 61人 クリック: 996回この商品を含むブログ (2353件) を見る 面白かった。 普段「はてな」だったりそのほかでふつう…

北村薫『詩歌の待ち伏せ2』

詩歌の待ち伏せ 2 (文春文庫)作者: 北村薫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/03/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (13件) を見る 小説であったり詩歌であったりが好きなひとは凄く共感できるんだろうと思う。実際、僕も共感して、そうそうこういう…

大江健三郎『同時代ゲーム』

同時代ゲーム (新潮文庫)作者: 大江健三郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1984/08メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 32回この商品を含むブログ (23件) を見る 6つの手紙として書かれていて、そのなかで村=国家=小宇宙の神話と歴史を物語る。 正直長いん…

パレプ+バーナード+ヒーリー『企業分析入門』

企業分析入門 第2版作者: クリシュナ・G.パレプ,ビクター・L.バーナード,ポール・M.ヒーリー,斎藤静樹,筒井知彦,川本淳,八重倉孝,亀坂安紀子出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2001/12/17メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 15回この商品を含むブロ…

森生明『会社の値段』

会社の値段 (ちくま新書)作者: 森生明出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/02/01メディア: 新書購入: 5人 クリック: 69回この商品を含むブログ (33件) を見る PEだったりM&Aだったりそれこそ株式投資であったりに関わってくる企業価値評価とかバリュエー…

井上ひさし『私家版 日本語文法』

私家版 日本語文法 (新潮文庫)作者: 井上ひさし出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1984/09/27メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 38回この商品を含むブログ (21件) を見る これまたなんとなく再読。 もう20年前の作品なんですね。だけど、読んでいて面白い。文…

末木文美士『仏教vs.倫理』

仏教vs.倫理 (ちくま新書)作者: 末木文美士出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/02メディア: 新書 クリック: 13回この商品を含むブログ (41件) を見る う〜ん、微妙だった、僕には。 僕自身はもう少し仏教思想を掘り下げるなり体系的に説明してくれた中で…

金子守『ゲーム理論と蒟蒻問答』

ゲーム理論と蒟蒻問答作者: 金子守出版社/メーカー: 日本評論社発売日: 2003/04メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (12件) を見る 再読。 以前読んだときより理解が深まったなぁという感触を受けた。それはゲーム理論の考え方に…