夏目漱石『吾輩は猫である』

吾輩は猫である (岩波文庫)

吾輩は猫である (岩波文庫)

 なんとなく読んだ。ふつうに面白いなぁと。ただ長いよなぁとも思う。前半の猫が移動しながらああだこうだ言っているほうが面白くて(まぁ、迷亭と苦沙弥のかけあいが面白いんでいいんだけど)、後半のほうはなんだか漱石の主張が強くなってきたなぁと。
 とにかく、100年前の作品なのに面白い。