ゲイリー・ハメル+プラハラード『コア・コンピタンス経営』
コア・コンピタンス経営―未来への競争戦略 (日経ビジネス人文庫)
- 作者: ゲイリーハメル,Gary Hamel,C.K.プラハラード,C.K. Prahalad,一條和生
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2001/01/01
- メディア: 文庫
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やっと読み終えた。
邦題が「コア・コンピタンス経営」だし、経営学関係ではどうも「コア・コンピタンス」だけが表に出てきているんで、その程度の内容かと思っていたんですが、読んでみて認識が変わった。
で、読んでみて、結局のところは、『ブルー・オーシャン戦略』ISBN:4270000708るようなこと(要するにブルーオーシャンを切り開こうってのは、未来を想像して市場を開拓しようだと思う)にも関わってくるし、『能力構築競争』ISBN:4121017005ること(表層と深層という階層に分けて日本メーカーは深層レベルでの能力構築競争には強いものの表層におけるマーケティングでは劣っているという話)にも繋がってくるし、『キャズム』ISBN:4798101524ることにも関わってくる。(まぁ、他の経営関連本にも繋がるんだろう、こういう本というのは意外に似たようなことの繰り返しだから。)
私のなかではやっとこの本を読んでその他の本が繋がったかなぁと思う。そういう意味で結構良かった。
あとは本に書いてあることを理解すること、体系だった知識を理解することから、実行、実践へといかに生かしていくかどうかなんだろう。