ディケンズ『クリスマス・ブックス』

クリスマス・ブックス (ちくま文庫)

クリスマス・ブックス (ちくま文庫)

 訳は好みが分かれるか。いずれにしても、ベタですいません、という感じなんですが、「クリスマス・キャロル」を読み直してみました。
 スクルージが、過去・現在・未来の精霊にいろいろな情景を見させてもらうことで、なんだかわからないけど善人になるというお話。
 その話を自分に重ねるとかそういう気持ちは微塵もないけれども、クリスマスということでハッピーになることができるんならそれもいいんじゃないかとは思う。キリスト教徒でもないんだけど、そう思う。
 それだけでいいんじゃないかと。
 だけど、なぜか日本ではクリスマス・イヴのほうが重要視されてるよなぁ。もう夜にはサンタコスプレが安売りされてたし。