北村薫&奥泉光

 今月の『群像』で、北村薫奥泉光法月綸太郎の対談が掲載されていたのを機に、北村薫奥泉光の著作を読んでいこうかと思い、とりあえず本屋で買ってくる。

空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)

 北村薫の著作では『ターン』『リセット』は読んだことがあった。けれども、いわゆる本格の著作は読んだことがなかったので、とりあえずデビュー作を。
『吾輩は猫である』殺人事件 (新潮文庫)

『吾輩は猫である』殺人事件 (新潮文庫)

 奥泉光の著作は一冊も読んだことがない。町田康と対談しているのを読んだことはあって、それ以降気にはしていたんだけど、機会がなかった。今回、やっとその機会が訪れた。というのも、いま、まさに夏目漱石吾輩は猫である』を爆笑しながら読んでいるからである。