ノルウェイの森村上春樹
『プレーンソング』保坂和志

保坂和志の小説をたぶんはじめて読んだ。面白かった。登場人物(猫を含む)のそれぞれの会話だったり行動であったりがひとつひとつ面白く感じるし、そういう場というか雰囲気というかそんな感じのものが良い。ああ、いいなぁ、と思いながら、読んでしまった。もちろんゴンタの映画論も興味深く読んだけど、ともかく『プレーンソング』の全体の雰囲気が良い。