郵政民営化

郵政改革がまた取り沙汰されている。
単純にこの時期に立ち上げるのは小泉内閣が3年経ったとか参院選が近いとかいう要因が強いとしか言いようがない。
いつもかけ声ばかりで進歩しないのは情けない。政治には実行力が求められる。

郵政改革が不可欠だと言われるのはやはり財投との関わりが強いのだろう。これはパブリックな金融面の話だけど、郵政民営化するならばプライヴェートな金融面にも当然配慮する必要がある。要は、金融システムを間接金融から直接金融へという流れを加速するには郵貯の取り扱いが問題になるってこと。単純に民営化したら、巨大な金融機関になってしまい、金融システム全体としての効率性に支障が生じるだろうから、この点も重要な論点になりそう。

とはいえ、今回もかけ声だけで終わりそうな気がしてならない。